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固定資産税の納税義務者

固定資産税の納税義務者

 不動産の固定資産税の納税義務者は、その年の1月1日における「登記簿上の所有者」です。

 それが真の所有権者でなくても、登記簿上で所有者となっていれば、その者に課されることとなります。

 登記簿上の所有者が納税をし、それを真の所有権者が後で支払うこともありますが、あくまでも個人間での約束でしかないのです。

 不動産オーナーが、個人所有の収益物件を、自己が主催する法人へ売却した場合、登記を移さないこともありますが、その物件の固定資産税を法人が当然に負担した場合、本来は登記簿上の所有者である個人に課せられた税金を法人が肩代わりした形となり、賞与等とされる可能性が高くなります。

 登記名義はキチンと移しておく方が良いです。

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