リスケの種類
2011.09.09
カテゴリ:ブログ
リスケの種類
取引銀行の担当者が来られたので聞いてみました。
リスケする場合は、返済完了日は変えないでおいて、一定期間の支払いを利息だけにするもの。つまりリスケ期間(支払いが利息だけの期間)終了後の1月あたりの返済額は、リスケ前より増えることとなります。
もしくは、返済完了日を、リスケ期間だけ後にずらすもの。この場合は、リスケ期間終了後も1月あたりの返済額は、リスケ前と変わらなくなります。
ここで注意したいのが、リスケ期間終了後、相当期間(半年~1年)程度、通常返済を続けてようやく「要管理先」から「要注意先」へランクアップする可能性が出てくるのですが、返済完了日をずらしている場合は、リスケ期間終了後も「返済緩和状態」のままとなり、いつまでも「要管理先」状態から抜け出すことができないのです。
この場合は、当初の借入期間の最終返済月に返済が完了するように返済条件を変更する必要があるのです。つまり1月あたりの返済額を増やす必要があるのです。
なかなか一筋縄では行かない論理のようです。