心はアナログ、仕事はデジタル
心はアナログ、仕事はデジタル
私の事務所の採用している決算診断システムを開発した会計事務所の所長のお言葉です。
デジタル化が急速に進む世の中ですが、その弊害は人間性の喪失です。顕著なのがコミュニケーション能力の退化だと言われています。
会計事務所は「毎月の経理作業をして試算表を作って、年に一度の決算をして申告書を作る」だけでは顧客満足度は満たされなくなってきています。
やはり大切なのは、社長とコミュニケーションをとりながら、社長の考えに耳を傾け、社長の役に立つ情報を提供していく、その努力に汗をかくことだと思います。
顧問料金の低価格化に巻き込まれてはいけません。
他より高くても、それ相応のサービスを提供できれば、お客様にも満足いただけるものと思っています。
話は変わりますが、私の所有する賃貸物件の部屋のリフォームも、安い業者はいくらでもいますが、仕事が雑に感じる部分もどうしてもあります。それで満足するのならそれでも良いのですが、例えば2割程度料金が高額になったとしても、デザイン性に優れ、ちょっとしたことですがサッシの滑りも良くなっていると、金額以上に満足度はアップしました。
そんなものなのだろうと思います。
社長は忙しいのです。その社長に成り変って、会社のために色んな情報を提供し、資料を作り、わかり易く説明する。それが、顧問料以上の価値を生み出していれば、満足度はアップするのでしょう。
それがwin-winの関係だと確信しています。