大阪府寝屋川市の税理士事務所 freee Zoomにより全国対応

資金繰り改善 実務講座 を受講しました

資金繰り改善 実務講座 を受講しました

 資金繰りを改善するために必要な事

 ①「利益」と「資金」の違いを理解する。
 ②資金改善の抜本的な対策を講じる。
 ③資金繰り改善の諸施策を実施する。
 ④会計事務所のMAS業務を重視する。

順に説明していきますが、今日は
①について

 利益=資金ではありません。

 例えば、不動産賃貸業が顕著ですが、
 借金を抱えて事業している場合、
 賃料収入は順調にあるものの、借入金の返済も多く、手元資金はあまりない状態のことです。
 この状態でも、利益は相当なものになります。
 金額を当てはめると、
 賃料収入:1000万円
 借金返済:950万円
 借金返済の内、利息部分:550万円
 減価償却費:150万円

 と仮定すると、
 手元資金は、1000万円△950万円=50万円 ですが、
 利益は
 1000万円△550万円△150万円=300万円となります。
 借金の元本部分は経費にならないのです。

 利益とは、「現実ではなく概念」であり、財産の変化を測る物差しなのです。
 資金(キャッシュフロー)とは、現金の収支変動を測る物差しなのです。

 
 現実の事業では、キャッシュフローを重視することが必要です。

 

 

powered by HAIK 7.3.9
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional