「労務管理の基礎知識について」近畿税理士会研修
2011.05.16
カテゴリ:ブログ
「労務管理の基礎知識について」近畿税理士会研修
弁護士の岡﨑隆彦先生をお迎えして研修していただきました。
労務管理の大きな問題点としては、
①解雇
②懲戒処分
③残業時間
④組合対応
ですが、これまでは使用者と労働者がナァナァの関係でまかり通ってきた事情が、権利意識の高まりで同じように行かなくなってきました。
合せてカリスマ的な先代社長から二代目に移り、言うことの聞かない社員も台頭してきていることから、ますます会社運営が大変になってきます。
先述の労務問題も、一つ手順を間違えると思いもよらない多額の出費となります。
また、これからは残業代の未払い問題がいつ勃発するやもわからない状況です。現に徐々に問題となっており、これは司法書士業界が、債務整理問題がひと山越えた次の目玉に挙げていることが背景にあるようです。
これも何人もの従業員を抱えている会社にあっては、相当の出費を強いられることにもなりかねません。
社長さんは無防備のままでは決していけません。
今からでも対策をたてるように、せめて心の準備にとりかかってください。