個人関係の調査
2011.05.09
カテゴリ：ブログ
個人関係の調査
確定申告が開け、いよいよ個人関係の調査が再開したようです。
私が講師を務めるセミナーの題材である「「重加算税の対象です」と言われた！白か黒の判断と対策」の原稿作りに励んでいます。
タイムリーに、税理士仲間の方から、「税務調査の予告があったが、見直してみると、売上を除外していることがわかった。調査着手される前に自主的に修正申告すべきか」旨の相談がありました。
売上除外は重加算税の対象です。しかし自主的に修正申告をすれば、「更正を予知したもの」でない限り「自首（主）」は認められます。つまり重加算税どころか、過少申告加算税も賦課されません。
脱税は必ず見破られます。自主的に修正をして重加算税の重荷を背負わないようにしましょう。
そのためには、事前の見直しが大切ですが、多くの企業で、否、税理士事務所では見直しをしていません。
時間的に大変かもしれませんが、できるだけ見直しをしましょう。
