ナサケの女
2010.10.23
カテゴリ:ブログ
ナサケの女
マルサの女で一般的に知られるところとなった、国税局査察部です。
査察部には、情報収集する部署(情報の「情」をとって「ナサケ」と呼ばれます。)と、実地に臨場する部署(実地の「実」をとって「ミノリ」と紹介されていましたが、私は初耳でした)があり、今回の主役は情報収集する部署のようです。
松平査察官は、少々大胆すぎる(関係者に脱税の容疑がかけられていることを事前に話すなどということはありえません)ように描かれており、また実地に臨場する際の査察官が「査察部で~す」とチャラケて礼状を出すシーンに、リアリティさを欠く感じがして残念ですが、ストーリー的には見られるかなと思いました。
以前、放映されていました、江口洋介氏の「チェイス」は見入ってしまいましたが、今回のドラマがどこまで追い上げるか見ものです。
ただ、査察部は本当に大変な部署です。
家族にも仕事の内容は一切言えません。
怪しい人を、半年~何年以上も、マークしなくてはいけません。
家族を顧みれない状況になることもあります。
そんな大変な部署を、チャラケて描くことだけはしてほしくないと切に願います。