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遺言は本当に必要です

遺言は本当に必要です

 今日も行政書士会の「法人部会の研究会」がありました。
 事業承継がテーマでしたが、ちょっと脱線して「遺言」の話となりました。

【事例】 
 3人兄弟で、兄も弟も既に無くなっている女性が、亡弟の妻とその子どもと3人で同居していました。
 亡兄にも子どもが2人いますが、ずっと以前より疎遠になっておりました。
 その女性が亡弟の妻(つまり義理の妹)に、「自分が亡くなったら、現在住んでいる家と土地をあげると」言っていたのですが、遺言書を作らないまま突然亡くなられたのです。

 法律的には、義理の妹の子どもと、疎遠である亡兄の2人の子どもの3人が相続人となります。
 義理の妹親子が住み続けるとしたら、一方の相続権利者である亡兄の2人の子どもに、代償を支払わないといけません。
 スムーズに話がつけば良いのですが・・・。

 これが、もし今回亡くなった女性が遺言で「財産は全て義理の妹に遺贈する」としておけば、全く問題なかったのです。

 イザと言う時のために、遺族にいらぬ問題事をかけないために、遺言書は作っておきましょう。本当です。

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