人を育てる
2010.08.18
カテゴリ:ブログ
人を育てる
宮崎 駿監督が、新作映画に新人を登用されました。
「作品作りには、一切介入しない」 と心に決めておられたそうです。
「一番責任を背負った人間が必死に考えて、“これは良かろう”ってところに、たどり着くしかないんです。」(NHK特集)
指示待ち・与えられたことだけをこなす対応、そこには自身や組織の成長は無いと思います。
しかし逆に、これまでとは違うことや、新たな挑戦、思いもよらなかったことを実行しようとすると、組織がブレーキをかける場合もあります。
出ようとした杭が打たれて、その結果、出ようとしない杭になってしまうケースもあるのかもしれません。
組織と個人の関係は、一概に言い切れませんが、組織の長の一念が改革に向いていれば、人材は育つと思います。
それでもはみ出してしまった人間は、自分で切り開くしかありません。
苦しくとも忍耐強く、自分でやりぬいてこそ、実力は血となり肉となるのでしょう。