相続案件の要諦
2012.12.27
カテゴリ:税理士
相続案件の要諦
例え遺言で遺産分割内容が示されていても、相続人間にコミュニケーションがとれていないと、なかなか前へ進めないこともあります。
そんな時、税理士に何ができるのか。
弁護士は、依頼者の利益になることを目的に仕事をしますので、相続人間で利益が相反する場合は、相手方の弁護士の話を鵜呑みにすることは注意すべき点なのかもしれません。
そこへ行くと税理士は、適正な申告が使命ですので、情報はすべてオープンにし、税務の説明をする過程で遺産分割内容を検討することができます。
事案が複雑になると限界がありますが、疑心暗鬼を晴らすためには税理士が一役買ってでることもスムーズな相続に有効なのでしょう。